2012年5月3日木曜日

高校2年生の硬式テニス部です。 最近、ストロークで深く勢いのある球が打てません...

高校2年生の硬式テニス部です。



最近、ストロークで深く勢いのある球が打てません。友達は、『軸が曲がってるから』と言うのですが、軸と言うのは具体的に何ですか?
また、曲らないように打つにはどのような練習が良いですか?



教えてください。







軸というのは、背骨のことです。シンメトリー(左右対称)にできている体の中心はこれ。

体を回転させる時に軸になるのは・・・ということです。



>深く勢いのある球が打てません

ということですが、スイングスピードが不足しているということだと考えます。



背骨は「骨の集合体」であり、フレキシブルに曲がる軸でもあります。これが曲がっているから、という理由でスイングスピードが上がらないことはありません。

ゴルフを思い浮かべてみるといいでしょう。地面にあるボールを打つためには、背骨がフレックスに曲がるからこそ可能なんですからね。



スイングスピードが上がらない理由は、ひとえに「体がうまく使えていない」からです。

下半身から上半身への運動連鎖が、円滑かつパワフルに行われていない・・・ということです。



また、道具でボールをひっぱたくスポーツ全般に言えることは、末端加速の意識です。「鞭(ムチ)の原理」なんです。

鞭は、手元ではゆっくり動かしているようでも、末端はものすごい速さで動いていますね。あれです。



システマチックな体の動きと、しなやかでスムーズでリズミカルなスイングが相まった時、シャープなスイングになるんです。








「軸」というか「壁」の意識が必要です。

右利きのフォアハンドであれば、左手・左肩・左腰・左膝を止めることです。

そしてインパクトの位置、その時の面、フォローでの押しを意識することです。

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