日本での外車の値段
昔からよく言われてましたよね。アメリカでは全般的に安いって。現行型の
レガシィだってかなり安い価格で売れてると聞きます。一時輸入車の円高の
頃、ランドローバーのディスカバリも299万円で売ってた時期もありました。
あの頃と同じくらい円高ですけど、輸入車は安くない。
逆に考えると国産車って世界的にみれば、とても安いんですよね。結局信頼性の
事もあり、皆コストパフォーマンスのいい国産車を買う。結局外車は一部の好事家の
物となる。やっぱり外車って高値の花なんですかねえ?どうせならパサートや
A4と車台を共有するシュコダやセアトを安く入れてくれても、嬉しいんですけどねえ。
もちろんサポートはVWのディーラーで。
http://news.livedoor.com/article/detail/5624184/
http://newcar.hiroekobo.com/german/seat/001188/
アメリカでは、日本流に言えば「フル装備」のゴルフⅥが2万ドル(今の為替相場ではなんと160万円!)で売られています。
エンジンも5気筒2.5L(170馬力)が積まれていて、日本で売られているモデルよりパワフルで使いやすいです。
輸入車の内外価格差の話題になると、必ず「日本向けは装備が違うんだから値段が高い」という意見が出てくるのですが、ゴルフの米国仕様は日本仕様と遜色のない装備です。
(値段と仕様はここで確認できます)
http://configurator.vw.com/ihdcc/configurator.html#10003
かたや日本では、しょぼい1.2Lエンジン(105馬力)を積んだモデルが257万円です。いかなる基準をもって判断しようとも、この値段は高すぎます。
なお、パサートは先代からエンジン横置きレイアウトとなり、シャーシはゴルフと共有です。A4は依然としてエンジン縦置きレイアウトで、現行パサートとは全く別物です。
日本仕様に輸入業者が装備を色々つける事も高い原因の一つだとおもいます。
装備が違うし、輸入コストもかかっているので単純に比較は出来ないとおもいますが、ユーロ圏と国内では2割くらい違っていたように記憶しています。
多分市場が大きいからでしょうね。
需要が多ければそれだけ安い価格で提供できます。
輸入車を高値の花としているのは日本人自体ですね。
需要が少ない事と輸入車にブランドなどを求めていること
そして異様なまでのクオリティの要求です。
メルセデスやBMWなど高級ドイツ車なんか
輸入時にほとんど全ての車がなんらかの修正(主に塗装)を
受けているらしいです。
ドイツ人と日本人の車の対する要求が違うって事ですね。
当然これらは価格を吊り上げます。
現地で走ってるような仕様で入れてくれればもっと安く輸入車に乗れるでしょう。
でもそんな輸入車じゃ売れないんです。
だから現地にも無いようなフル装備状態で入ってくるのですから。
確か関税は掛からないはずです。その国におけるメーカーの戦略により
不当に高かったりします。
昔のボルボはそうでしたが、今はどうなっているか分かりません。
ただ僕はBMWメカニックでしたので研修で新車整備センター(PDI工場)
に行きましたが、輸入してからのチェックもかなりの手が掛かっています。
その分も上乗せです(笑)
関税の違いでしょうね。
例えばR33のGTRは、たしか台数限定でしたけど、
現地価格(欧州)で1000万円だったと聞いた事があります。
また、アジア諸国でもカローラクラスが400万円とも聞いた事がありますね。
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